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どこまで不便にするか?

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先日、TBSラジオ伊集院光とらじおと」のゲストに冒険家の角幡唯介さんが出演していました。

以前、Eテレで厳冬の北極圏で何か月も太陽が昇らない「極夜」を一人プラス犬で探検するドキュメンタリーを見て、すごいな〜と思っていました。

極夜行

極夜行

 

登山では、太陽が沈むと道がわからなくなるので朝になるのを待つのですが、極夜では朝が来ないんですよ。方向感覚が不安定な中で、ずっと夜、極寒、ブリザードの世界。これは精神的に滅入ります。

さて、ラジオのなかで、おもしろかったのが、そんな冒険のなかでも「便利なものを持っていかないのはバカバカしい。でも冒険の本質をそこなってしまうような装備は持っていかない」という話でした。例えば極夜の冒険にGPSを持っていかないとか。

おもしろいと思ったのは、そもそも冒険の本質って自分で決めることです。楽しようと思えば、いくらでも楽できます。GPSを持って車で行ったって良いし、一人で行かなくたって良いわけです。

これは冒険だけじゃなくて、便利すぎる世の中で、どこまで不便にすることがおもしろいのか?そのセンスが問われているなぁと思いました。

さて今年も今日でおしまい。家の障子も張り替えまして、年の瀬気分です。便利すぎる世の中は、これからも続きそうなので、おもしろくなるように頭を使わないと…。

最後にお世話になった皆さま、来年もよろしくお願いします!