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勇気を出してりゃね

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上信越道は、市街地から少し離れた山の方にあります。山にかかった雨雲からはときおり、ゴロゴロと雷鳴が聞こえてきます。

最後のローソンで『カサは買わない!』と決断した私は、のちに後悔し、そのまたのちそれで良かったと思うことになります。

千曲川さかき高速道バス停まで、300メートル地点で、私は完全に立往生してしまいました。正確には高速道路の下で雨をしのぐことになってしまいました。

高速道の路線バスは、上下線のそれぞれにバス停があります。横断歩道がないですから、高速道路の下を通るトンネルがあることが多いのです。上りバス停に向かっていた私がいたのはそこです。

雨の勢いはものすごく、おまけに風も強いので50メートルくらいあるトンネルの真ん中あたりにいないと濡れてしまいます。坂道になっているので、水の流れが滝のようにトンネル内を通過していきます。ビーチサンダルじゃなければ、足元もアウトでしたね。

困った。時刻は15時30分。バスがくるのは15時50分。あまりギリギリでも危ないから、15時40分にはトンネルを出ないといけません。あと10分の間で雨勢が弱くなれば…そのタイミングで。

その期待もむなしく、雨はますます強くなります。こりゃ終わったな。そのとき、一台の車が下から上がってきました。あ、どうしよう!と躊躇したため、あっという間に通過してしまいました。

あ〜、ここでしょ!「勇気」を使うのは!たぶん、同じところ向かってて、300メートルだから、声かけたら絶対乗せてくれたよ!雨宿りしてるのも明白だし!

こういうのを後の祭りといい、その後、車は通りませんでした。10分はあっという間に経過し、渋々、濡れてもいい感じにパッキングを直しました。止水ジッパーなので、ザックに詰めちゃえば荷物は無事です。

問題は私です。下はサーフパンツ、平たくいえば、ほぼ水着なのでまあオーケー。上は…爆水RUNで濡れたシャツに再び着替える、思い切って上半身ハダカでザックを背負う、といった選択肢を躊躇していると、なんということでしょう!雨が小降りになってきました。

ここはさすがに躊躇しません。ビーチサンダルをペタペタ言わせ、300メートルの坂を全力で上りました。

バス停に着くと、再び雨は豪雨になりました。奇跡としか言いようがありません。こうなってしまうと、カサを買わなかったことも、車に声をかけなかったことも、これで良かったのだ!と思いがちですが、本当に冷や汗ものだったので、今となっても良かったと思えないくらいです。

しかし、川にザブザブ入った数時間後に雨で苦しむなんて、バカバカしいですね。高速バスリスクを思い知りました。そして、こんな長い文章を書けるのは大渋滞の賜物です。これも高速バスリスク!

教訓:行きは高速バスで良いけど、帰りは新幹線が良い