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The New Takeuchi Journal Plus+

On The Web Worldwide Since 2001.01.01

雄星初登板報道を見て、ちょっと思ったこと

その他 野球

テレビをつけたらワイドショーで菊池雄星が教育リーグで登板したニュースを報道していた。たくさん来ているテレビカメラが、すべてブルペンでアップしている雄星に向いており、『こんなたくさんのカメラが「すべて」雄星に向いているほどのフィーバーでした』という内容だった。


他の選手にもカメラ向けろよ!山口とかシコースキーとか投げてるんだから。というのは、野球ファンの言い分であり、自分もいまさら何かを感じるわけでもない。むしろ通ぶるファンもどうなのよ?という気持ちすらある。


自分が思うのは、ネットを通じてニュースを見ている人を意識したリリースをしたほうがいいんじゃない?ってことだ。たとえば、自分の例でいくと、yahoo→スポーツ→一覧→千葉ロッテマリーンズという3回のクリックでロッテに関連するニュース一覧を開くことになる。10個並んだ一覧から、まずニュースを選ぶ。時間があれば、10個並んだ下にある一覧をクリックして、他に見落としがないか調べる。


このとき、たとえば昨日の「ロッテ根元ananに登場」というニュースは、報知、デイリー、スポニチの3社が報道している。自分が見るのは、この中で1社だけ。それぞれの見出しは以下のようなもの。

ロッテ根元が“モデルデビュー”(デイリースポーツ)
根元「an・an」でモデルデビュー!…ロッテ(スポーツ報知)
球界ただ1人!根元「anan」モデル抜てき(スポニチアネックス)

どれを見るかといったらスポニチだ。ananという情報が盛り込まれているのは、報知とスポニチ。球界で1人という情報が盛り込まれていているのはスポニチだけ。やはり情報量が多いものを選びたくなる。3社並べると、見出しの巧拙がわかりやすい。


紙の新聞の場合、同じ紙面の中に同一の記事はないのだが、ニュースポータルサイトでは、他の新聞社と結果的に比較されてしまう。自分なんて意地が悪いから、見出しだけじゃなくて記事の内容もチェックしてしまうこともある。実は今回のニュースも記事内容は報知のほうが良かったりする。それは、スポーツ新聞を買うときの判断材料になってくる。


また紙面では見出しフォントの大きさや紙面の位置でニュースバリューを表現できるのだが、ポータルサイトでは、それができない。まあ、yahooなどのポータルサイトのトップにでることで注目度は大きく変わるのだが、それは編集権限がyahooとかにあるので、ちょっと別の機会にして、今回は、さっきの自分みたいにニュース一覧まで自分から進んで行く人の話。


10個並んだ一覧のうち、大きいニュースがあると、そのほとんどが異なる新聞社・通信社の同一記事が並ぶことになる。たとえば、去年の「井口ロッテ入団」みたいなニュースの場合、さっき挙げた新聞社のはか、一般紙や夕刊紙など一斉に記事がアップされる。そうなると全部の記事を追うのも不毛なので、いくつか読んで井口の件は終わりとなる。


そのあとで他のニュースはないかと探してみる。なかには1社しか報道してないニュースもある。今日だったら「ロッテ、助っ投補強断念」というサンスポの記事。ニュースバリューとしては、ロッテファン以外にはどうでもいいのだけど、熱心なファンは必ず目を向ける。結果的にニュースバリューの高い記事は他社との競合になるので、読まれない可能性があるが、ニュースバリューの低いすきま記事のほうが読まれるケースもあると思う。


いわゆる、馬場さんがいたときの全日本プロレスのキャッチコピー「みんなが格闘技に走るので、私、プロレスを独占させていただきます」方式で、「みんなが人気選手に走るので、私、マイナー選手を独占させていただきます」という、すきま記事宣言をするニュース提供社があっても良いんじゃないかと思う。


なにしろポータルサイトのニュース一覧では、人気選手の記事でも、そうでない記事でも同じ大きさだから。最初に書いたように見出しにフックがあれば、必ずチャンスはあると思う。横並びの同じニュースが並んでいるようだと、ニュースポータルの意味合いが薄れてしまう。