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殺人スライディング

沼田さんに教えてもらった「おじいさん先生」というドラマを見た。あまりに自分の琴線にひっかかる部分が多いドラマで正直「ターゲットはオレ?」と思ってしまうくらいおもしろかった。雑に説明するとピエール瀧がおじいさん教師役で、クロマティ高校みたいな不良学校にて活躍めいたことをするという内容だ。


今回はコブラ工業高校との野球対抗戦の話だった。私の琴線にひっかかったところベスト3は、冒頭で「スクール・ウォーズ」を模していたところ。それから不良の中に外人が紛れ込んでいたところ。思わず「フレディかよ!」と突っ込んだ。あと、極めつけは柳沢慎吾大阪桐蔭中田翔のマネをして腰を痛めるところ。ああいうドラマを見てる人は誰もわかんねーぞ!古い作品へのオマージュと最新ネタが混じっているのがすごい。


不良たちは野球などやる気はなく、バットに釘を打ったり、火をつけようとしたりしているのだが、その中で「仲手川式殺人スライディング」という話がでてきた。そんなドラマを自分はゲラゲラ笑って見てたのだが、今日の高校野球神奈川県大会決勝で実際に殺人スライディングを見たのだ。それも2回も!


東海大相模の田中がランニングホームランを狙ってホームに突入。クロスプレーになったが桐光学園のキャッチャー奥野はボールを離さずアウト。田中のスライディングはけっこう足が上がっていて危ないプレーだった。交錯したあと奥野は立ち上がれず・・。ユニフォームの太ももの部分が大きく破れていて、仲間の肩を借りて退場。そのままグランドに戻ってくることはできなかった。


まさに殺人スライディング。で、その奥野に代わってでてきた山野が9回に逆転打を打って桐光学園が勝利。逆転の瞬間、ベンチで見ていた奥野は号泣。鳥肌もののシーンだった。リリーフしたピッチャー丸山の気合もすごかった。「絶対負けない」オーラが全身からでていた。ちなみに2回目の殺人スライディングは9回裏の桐光の守備のときにファーストとライトが交錯したとき。このときもユニフォームの太もも部分が切れて流血していた。幸いにも交換してすぐにでてこれたが・・。


というわけで殺人スライディングをやったほうが負けるので、こういうプレーは良くない。交代したキャッチャー奥野は、山口くん情報によると「2年生で肩はめちゃくちゃ強い」という期待の選手らしい。去年の予選で一番印象に残ったのは早稲田実業の斉藤だった。日大三高相手に延長で146キロ投げてて、びっくりしたものだ。その後の活躍はご存知の通り。もしかしたら今年は奥野が大活躍しちゃったりして・・そんなことをちょっと思った。