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The New Takeuchi Journal Plus+

On The Web Worldwide Since 2001.01.01

ロッキーザファイナル

本日はメーデーだったので会社に行かず組合大会。そのあと、原田さんとラーメン二郎(神保町)に行き1時間も並んでラーメンを食べた。今後並んでラーメンを食べることはないと思う。胃がヘビー級になって足どりも重く新宿へ。そう、今日は「ロッキーザファイナル」を見るのだ。こっちは本当のヘビー級だ。


さすがに映画の日、そしてジーダブことGWということもあり館内は大盛況。けっこう早く行ったのに多数の人が詰め掛けていた。最終的には列を作っていった。自分たちが見たのは3時半の回だったのだが、その次の回はもっと混んでいた。ロッキーおそるべし・・。


実のところロッキーは、公開して間もないのにすでにレイトショーにまわされてしまっていたりする。そのせいで見られる館が少ないというのも影響していると思う。客層はある程度歳がいっている。正確に言えば、若い人がいない。そりゃ「ロッキー5」から17年たっているからなぁ。しかも、「ロッキー5」はかなりつまらなかったし・・。だいたい、自分が大好きな「ロッキー4」は1985年の映画だ。わたし・・10歳か・・。


と、時代の流れを感じつつ野村さんと合流して、映画はスタート。冒頭からさみしいシーンの連続。ロッキーはレストランを経営していて、お客さん相手に過去の栄光を語る。周りからも過去の人だと思われているが、人気は相変わらずある。レストランが失敗するでなく、そこそこ繁盛しているのが逆にリアルでさみしい。グレートカブキのちゃんこ屋みたいなものだろうか・・いや、カブキはそこまでのスターじゃないし。


ロッキーがさみしいのは人気はそこそこあるのだが、エイドリアンは亡くなっていて、実の息子とは心の距離が離れていること。ポーリーは相変わらずなので心を割って話すには頼りない。知り合いは多いけど本当の友達みたいな人がいないというところが一番さみしい。そんなわけで1年に一度、エイドリアンの命日には思い出の地を巡るというさみしいにもほどがある行動を毎年やっている。


思い出の地は、すでに変わってしまっているが、それでも思い出のかけらを見つけては喜ぶロッキー。このあたりは全体的に暗い映像とあいまって、実にさみしい。そこから、昔の知り合いでシングルマザーのリトルマリー、その息子と出会うあたりから、段々と元気を取り戻していく。ロッキーは趣味としてボクシングをもう一回やってみようと考え始めるが、その思惑とは裏腹に世界チャンピオンとのエキシビジョンマッチが組まれてしまう。


このあたりの流れは、現在のアメリカ格闘技市場とテレビ市場の関係と照らし合わせて考えるとおもしろい。最初はコンピュータでロッキー対現役チャンピオンをシミュレーターで戦わせて、その後、機が熟したところで実際に戦わせる。映画では現役チャンピオンが強すぎて人気がないのでロッキーを当てるというストーリーになっていたが、自分としてはそうじゃなくても良いと思った。テレビで人気が爆発し、それにあおられて試合をやるというだけで十分今っぽい。UFCの「TUF」みたいだし。


そこから、息子との心の交流とか、実際の試合とかあるのだが、その辺は見て判断していただきたい。アラを探せばいろいろあるが自分は好きだ。特訓シーンだけでご飯3杯はいける。つじつまは合わないところがあるだが、まあいいじゃないのと思わせる多幸感と一区切りついた安堵感が見終わったあとに残るのだった。