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斉藤和巳

不覚にも泣いた。日ハム優勝で沸く札幌ドームに一瞬だけ写った姿。あれを見て心を打たれない男を自分は信用できない。


それは斉藤和巳ズレータカブレラに両肩を抱えられて、190センチの巨体を引きずるようにベンチに戻っていった姿だ。号泣し、一瞬たりとも顔を上げることはなかった。まったく、気持ちを察すると心が痛む。背負っていたものが大きすぎたから立ち上がれなかったわけだ。


自分はロッテが好きなわけだが、王監督も大好きだ。だから、プレーオフでは日ハムのがんばりを応援しつつも、ソフトバンクが勝ってもいいな・・くらいに思っていた。まあ、昨日のダルビッシュのピッチング見ちゃうと、こりゃ厳しいなと思ったのが正直なところだ。


ただ今日の斉藤もすごかった。145キロ近くの完璧にコントロールされたフォークボール。あれは打てない。敗因は先頭打者を出さずにきていたのに最終回に出してしまったこと。よりによって森本というのも悪かった。本人も悔やんでいることだろう。チーム力という点でも斉藤を見殺しにすることが多かった打撃陣の奮起は不可欠である。やはり、3番と下位打線が課題だ。


これでソフトバンクは3年連続プレーオフ敗退。地力では強いことを証明している。しかし、短期決戦における弱さは相変わらずだ。ここからリベンジしなけりゃいけないでしょう。王さんのためにも。来年は今年の3強にロッテが本領を発揮すれば、相当の混戦が予想される。西武は松坂が抜けるしね。