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The New Takeuchi Journal Plus+

On The Web Worldwide Since 2001.01.01

「ハウルの動く城」

家で珍しく金曜ロードショーを見た。のんびりしてて良かった。オールスター戦を見ていたら、最後は藤川とクルーンが鳥肌の立つような剛速球を投げ込んでいて大興奮。とくに小笠原対藤川はよかったなぁ。その興奮冷めやらぬまま番組表を見ていたら、「ハウル」をやるっていうんで得した気分。


自分は宮崎アニメ信者ではないのだが、やっぱり見るとおもしろい。グイグイ引っ張られる。ハウルも最初の帽子屋のシーンからハウルに出会って、魔女に呪いをかけられるまであっという間だった。気づけば最後には若い姿に戻っていたのだが、なんで戻ったんだかよく分からなかったりする。なんか、だんだん若返って行ったような・・恋すると解ける呪いだったのか?


あ、わかった。カルシファーハウルの契約を解いたからなおったんだ。まあ、そんなことはどうでもよくなってしまうような勢いがあって、キャラクターがそれぞれに魅力的だ。ただし、ハウルはそんなに魅力的じゃなかったな。不思議な能力ばかりが強調されて、なんでソフィのことが好きになったのかも説得力がないし。宮崎アニメは女性、子供キャラに比べて、男性キャラはいまいちなような・・・。


もうひとつ気づいたのは、宮崎駿は戦争をグロテスクに描くのがとてもうまい。ナウシカからすべて軍隊の兵器は不気味で邪悪な雰囲気が漂っている。実際の兵器というよりは、人の邪悪さを具現化したような造型が多い。今回でいうと空飛ぶ戦艦につけられた翼と腹部にギッシリ埋め込まれた爆弾(邪悪な卵のようだった)は、本当にうまくできていた。


ちなみに一番好きな宮崎アニメは「千と千尋の神隠し」。見ててウキウキした。今、遠くから消防車のサイレンが聞こえてきた。すごく恐怖をあおる音だ。音が消えた今も、耳に音が残っている。なんというか、さっき言ったグロテスクな感じはサイレンの音にも感じられる。なんとなく怖いというか、不安になる。