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UFC2004

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プレステ2が修理からかえってきた。岩手県にあるプレステセンターEASTというところからはるばるの帰還お疲れさまです。エモーションエンジンというプレステ用のCPUが故障していたらしい。
さっそく「UFC2004」というゲームをやってみる。これはUFC(アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ)というアメリカで行われている総合格闘技大会をゲーム化したもの。金網で囲まれた八角形のオクタゴンリングで試合が行われ、金的、目つぶしなど急所攻撃以外はなんでもOK、プライドで禁止のひじ打ちもアリなのである。だから流血シーンも多く残酷なので、州によっては興業を行えないところもある。「Two men walk in - one man walks out(二人の男が入っていき、一人の男が出てくる)」という名キャッチフレーズが厳しさをうまく表現している。
エンターキングで2000円くらいで買ってきたもので、発売から一年もたっていないのに、この安さ。クソゲーのにおいがプンプンする。で、ためしにやってみたら、「ち、血が出た!」、「タックルで吹っ飛ばされて金網に押しつけられて・・・」、「上から調子に乗って攻撃してたら下から三角締め」など、大興奮シーンの連続。おもしろいじゃん、これ!(でも、残酷シーン満載)
その後、ネットで情報を集めてみた。2chのスレは8ヶ月でレスが70しかない不人気ぶりで(でも落ちてはいないのです)、おもしろいという声とつまらないという声が小競り合いをしている状況。CPUが強すぎるって意見もあったけど、絶対そんなことはないと思う。だって、超不器用な自分が楽しめちゃってるってことは簡単なゲームだと思うのだ。
一番多かった意見は「現実じゃあり得ないモーションが多すぎる」というものだった。それって当たり前なんだよな。例えば現実に右アッパーがもろにあごに入ったらたいていK.O.になってしまうと思う。K.O.されなくても、ダウンしたところを殴られて試合終了。実際にはパンチがクリーンヒットすることはあまりないから試合が成り立っている。これをそのままゲームで再現したら、そぞかしつまらないゲームになってしまうと思う。膠着状態も再現するなんて現実的かも知れないけどナンセンスだ。
別物だと割り切らなきゃいけないんだよね。前回も書いたことだけど、現実を別の表現に置き換えたときはデフォルメされる部分が必ずでてくる。今回はゲームの文法に置き換えられたUFCなわけだ。つまり、お金を払ってゲームをやっている人が「つまんない」と思わないようなかたちにしないといけない。だから、やたらパンチが当たったり、関節技があっけなく極まったりしてしまうのは仕方ない。だってマウントとられて終わりじゃゲームとしてアウトでしょ。
ゲームというマス市場をターゲットにしているわけで、格闘技オタのゲーマーだけを満足させるゲームなんてビジネスとしてうまみが少ない。あわよくば一般ゲーマー、もっとあわよくば普段はゲームをやらない人も・・。という欲があって、はじめてビジネスとして成り立つ。わりと格闘技オタ気味の自分としては、エッ!と思うような動きがないわけじゃないけど、バランス的には、いい部類に入るのじゃないかと思う。
ちなみに自分の好きな動きは、①相手のパンチをキャッチしてそのままテイクダウン、間髪入れずに関節技でギブアップ勝ち、②相手を引き込みテイクダウン、ガード下から三角締め、③関節技を逃げられまくって、立ち上がった後に踏み込んだ打撃でK.O. がベスト3。
あ、人間同士で対戦したら本当の試合に近くなると思う。技が極まりやすい分、下手に近づかなくなるから、緊張感が出る。でも、さっきも書いたとおり不人気ゲームなんだよね。安いから、みなさん買いましょう。

UFC 2004

出版社/メーカー: マーベラスインタラクティブ
発売日: 2004/04/22
メディア: Video Game