The New Takeuchi Journal Plus+

On The Web Worldwide Since 2001.01.01

息苦しさを生き抜く

f:id:mihamaku:20180101105743j:image

喪中なのでおめでたくはないのですが、新年になりました。年末に書いていたブログが書き終わらなかったので、改変して新年にあげます。

最近、細野晴臣の70年代のアルバムをよく聞いています。というのも少し前の朝日新聞「仕事力」というコラムにあった細野晴臣の談話にすごく感じ入るところがあったからです。

 僕は、今の時代がなかなか息苦しい要因として、「あなたはどう考えるか」「あなたは何を選ぶか」といった自分の意思を絶え間なく問われる現状があると思う。やりたい仕事は自分で決めようと言われるし、広告や雑誌などはターゲットをとことん細分化して自分に迫ってくる気がします。いつも、どんな時でも、もっと言えば音楽の趣味も「あなたは何が好きか」と個人の答えを強いられていませんか。
これでは、地域や家族といった社会的な価値観から切り離され、個人が点としてしか存在できなくなる。それは豊かに生きるための財産を受け取らないということで、まさに、僕がオリジナル曲の創作にあえいでいた若い時に近い。でも気付けると思います。既にある伝統って、みんなが長い年月を掛けて作り上げてきたものだから、あらゆる英知が蓄えられていると。それを学び把握してから、自分のありようを決めてもいいんじゃないですか。
若いのだから、新しい発想を持ち、とがって仕事をするべきだなんて風潮には、まず先人を学んでからと考えてみてはどうですか。仕事とは、どうやって多くの人の糧になれるかを工夫することに尽きるから。

これに感じ入るということは、私も齢をとってきた証拠だと思います。広告やサービスを個人向けに最適化することを良しとする風潮ってあるでしょ。ネットの広告が代表例で、それをきめ細やかなサービスとか言い換えて、あたかもいいことのようにいうんですよね。

最近はそれを受け止めるのがきつくなってきました。自分向けの情報量が多すぎて、無視するのに疲れるというのが正確なところかもしれません。

 このコラムの良いのは、最後の「仕事とは、どうやって多くの人の糧になれるかを工夫することに尽きるから。」というところです。「多くの」「人の糧」「工夫」、この3つがとくに良いです。

とがって仕事をしている姿は、時にかっこよく見えます。「情熱大陸」なんて、そういう演出ですよね。でも、とがることが本質ではなく、工夫の結果として「とがる」こともあるのでしょう。

 そんなことを一瞬考えましたが、次の瞬間には、大晦日のテレビのことを振り返っていたりします。

  • 井上尚弥は強かった
  • 紅白を初めてフルで見た
  • AbemaTV の「朝青龍押し出したら1000万円」はおもしろかった     等々

まあ真面目なことばかり考えていられないのですね。

この不真面目さ、言い換えれば不規則、非効率は悪いことではないと思っています。AIとの付き合い方をときどき考えるのですが、こういう感覚は機械には難しそうな気がします。

だから、不真面目さを真面目に考えることが、未来に向けては役に立ったりして…とか、今年も、あれこれいろいろなことを考えているうちに、どんどん時間が過ぎて、息苦しさを生き抜けると良いですね。

そして、願わくば、少しは息苦しさがマシになること、息苦しさにできる範囲で対抗していく一年にしたいです。最後になりましたが、本年もよろしくお願いします。

マンホールカード

f:id:mihamaku:20171210001532j:plain

千葉市にもついにマンホールカードが!なんでも集めたくなる私にとっては朗報です。

もう全国で第6弾まででているんですって!

千葉市:マンホールカードについてのお知らせ

以前紹介したダムカードみたいなものですね。mihamaku.hatenablog.com 

これのいいところは全国下水道プラットフォームというところが統一した規格でつくっているので、全国で集めて回る楽しみが増えるということ。回るということは、特定のところに利益が偏るわけではないというのが、とても良いですね。

私の仕事なんて、自治体間の比較が多いものだから、自分の市の優れているところ、あるいは劣っているところを見つけがちになって、他の自治体に対して勝ち負け的に見てしまうときがあって、そのたびによくないなぁと思ったりします。

今日は、千葉駅前の観光案内所でもらうとき所管課の職員の人がいて、色々聞かれそうになりましたが「実は市の職員で・・」とボソッと伝えました。ちなみにマスクをしていたのはインフルエンザ予防で素性を知られたくないからではありません。

今後機会を見てほかのカードも集めたいところですが、船橋市とかは開庁日に所管課に行かなければならないのでなかなかハードルが高いですね。でも、休日ももらえるようにしてほしいとか、まったく思いません。こういう融通の利かなさが、カードを手に入れられた時の喜びにつながるのです。

私としては、千葉市には古墳がいっぱいあるんだから、加曾利貝塚の周知もかねて古墳カードみたいのを提唱して、全国的に広げていったらおもしろいと思います。

銚子、佐原

千葉県内の鉄道で使えるフリーパスで、銚子、佐原に日帰り旅行に行ってきました。銚子は小学校の遠足で行くはずだったところですが、唯一病欠で行けなかったところです。この歳になって初めて行くというのも新鮮です。遠くには行きたがるんですけど、日帰りの範囲は意外と行ってないんですよね。

f:id:mihamaku:20171125101018j:plain

さて銚子といえば、しょうゆ。町中にヒゲタとヤマサのロゴが並びます。まさにアイデンティティの一つで、千葉市にしてみるとうらやましい。おいしいしょうゆソフトクリームが食べられるのもうらやましい。

また日本最大級の漁港があって、翌日には鯖サミットを開くとのこと。下の写真は、犬吠の駅前にある島武水産で食べた海鮮丼。2匹のエビがとてもおいしかったです。他県から千葉に期待されるイメージってこういうものだと思います。

https://tabelog.com/chiba/A1205/A120501/12038140/

f:id:mihamaku:20171125115717j:plain

もう一つのシンボルは犬吠埼灯台です。天気も良かったので、登ってみましたが意外と高くて足がすくみます。子どもは怖がってなかったな。

f:id:mihamaku:20171125110306j:plain

甘いものでは、さのやの今川焼がおいしかったです。すごいアンコの量にパリパリの皮。たい焼き的なテイストです。バイクの人たちが大集結してました。

f:id:mihamaku:20171125132205j:plain

これ以外にも、飯沼観音はすごく親切なお寺だったり、かなり満喫できました。帰りは成田方向から帰ることにして、佐原によりました。ここも来るのは初めてでしたが、水運でにぎわった昔の街並みがきれいでした。

f:id:mihamaku:20171125160657j:plain

美味しそうなお店も多かったので今度はじっくり観光してみたいですね。子どもも食べられる店をと思って事前に調べてみたのですが、ネットではうまく探せませんでした。でも実際に行ってみると、けっこうお店がありました。食べログとかのサイトでは、投稿がベースなので、それが少ないと情報量が少ないのかなと思いました。やっぱり行ってみないとわからないことが多いですね。

珍しい近場の旅行でしたが、子どもが小さいうちはこんな旅行もいいなと思いました。今度は房総に行ってみようと思います。

デヴィッド・キャシディ亡くなる

f:id:mihamaku:20171123150603j:plain

『パートリッジ・ファミリー』 俳優/ミュージシャンのデヴィッド・キャシディが死去 - amass

今朝の新聞を見たらデヴィッド・キャシディが亡くなっていました。ドラマは見ていないのですが、一時期パートリッジファミリーのアルバムを集めていました。

70年代ポップスの王道で、ロック然としていないのですが曲がいいんですよね。とくにセカンドアルバムは粒ぞろい。「I'll Meet You Halfway」はジェリー・ゴフィンの曲で特に好きです。


THE PARTRIDGE FAMILY ~ I'LL MEET YOU HALFWAY" HIGHEST QUALITY AUDIO

最近、こういう曲少ないですよね。キャプテン&テニールみたいな安心できる曲ですね。キャシディのソロとしては、「Darlin' 」(ビーチボーイズ)「Cherish 」(アソシエーション)「The Puppy Song」(ニルソン)なんてところを歌っているので、そりゃ私が好きになるわけです。

今回もまた訃報で好きな曲を思い出しました。

誕生日とスシロー

f:id:mihamaku:20171018230129p:plain

本日で42歳になりました。メッセージをいただいた皆様ありがとうございます。この歳になると、めでたいという感じもなく、生きていく直線の中の一点というイメージで、区切りという気もしないのが不思議です。子どもの誕生日だと全然ちがうんですけどね。

誕生日ということでスシローに行ってきました。スシローはサイドメニューが充実していて、昔はうどんを愛好していましたが、最近はラーメンですね。子どもと私でラーメン4杯というパターンすらあります。なにせラーメンは現時点で4種類もあり、量も少ないから余裕なのです。

スシローラーメンのなにがいいか?それはスープです。以前見たテレビ番組では、捨てるエビの頭とかでだしを取ってるらしいです。どのラーメンのスープもおいしくて、特に今日食べた「あごだし塩ラーメン」は、シジミも入っていて、コクがあるのにすっきりしていて、もはや麺なしでいいのでは?と本末転倒なことを考える始末でした。

初めてスシローに行ったのは25歳くらいの頃だから、もう20年近く前になるんですね。店名を聞いたときは、ふざけた名前だな~と思いましたが、もう慣れました。違和感があったものが見慣れた景色に溶け込んでいくと、なんとも感じなくなるものです。

違和感というのは新鮮味とも言い換えられると思います。新鮮味は無くなるのではなくて、感じる側が感じなくなることなのかなと思います。子どもを見ていると、おそらくいろいろなものを新鮮に感じているのだと思います。

うらやましく感じるとともに、努力して新鮮味を感じたり、忘れないようにしたいものです。この次の一年も同じような一年になるのかもしれませんが、きっと心がけ一つでちがう景色に見えるのだと思います。同じようで新鮮味のある一年にしたいと思います。

ダムカード

f:id:mihamaku:20170817141219j:plain

昨年から夏恒例にしているツーリングということで、会津若松~只見あたりを走ってきました。大変に自然が豊かなところで只見川を横目に走ることになります。休憩に入った道の駅で、こんな張り紙を見つけました。

f:id:mihamaku:20170817142602j:plain

噂には聞いていましたが、これがダムカードです。大きくてなんかすごいけど観光地としては、ちょっとアレなダムに付加価値を与えるダムカードです。いつかは出会うと思っていましたが、この旅で2枚を手に入れました。

ダムカード - 国土交通省水管理・国土保全局

f:id:mihamaku:20170822213756j:plain

私はこの企画に相当食いついていて、同じように市の公共施設でもカードを作ると面白いと思っています。場所が不便なところほどレアカードになるから、不便さが逆に売りになるという逆転の発想にしびれますね。

ふざけていると思うかもしれませんが、レアカードはここまで来ています。渇水時のみ配布のカードがあるらしいです。すごい!。

f:id:mihamaku:20170818162821j:plain

昨年、千葉氏スタンプラリーをアプリで実施して、私も自転車で回ったりして楽しみました。どうしても今やるとなるとアプリとかICTに傾きがちなんですけど、実際受け取ると現物のカードはいいなぁと思います。 

mihamaku.hatenablog.com

アプリだと自分一人で完結してしまうんですけど、カードの現物となるともらいに行かなければいけないので面倒です。渡してくれるおじさんにとっても面倒です。効率性の面からいったら、アプリが正解です。でも、こういう手間やつながりを排除していくことがいいことなのかどうか...。私は手間やつながりが少し愛おしくなっています。

仕事では、効率効率といいつつ「地域のつながり」が大事なんて、矛盾した物言いだなと思いながら説明することも多いので、ある程度の手間から逃げないことが大事なのかな?と思います。

まあ、そんなことはさておきダムカードはコレクター心を刺激します。すでに一部マニアの中ではブレイクしていますので、自分なりの楽しみ方を考えないと追いつくことはできません。ダムを自転車で回るとか、カードのないダムカードは自分で作るとか・・。楽しみ方を考えるだけで楽しくなりますね。

グラマラスなツーリング

グラマラスなキャンプを指す「グランピング」が流行っているとのことです。

グラマラス/Glamorous(魅力的な)とキャンピング/Camping(キャンプ)を組み合わせた造語で、自分でキャンプ道具を持って行ったり、テントを張ったりすることなく、自然環境の中でホテル並みの豪華で快適なサービスが受けられる、新しいキャンプスタイルのことがグランピングと呼ばれています。

『キャンプは耐え忍ぶこと』という教育を受けてきた自分にとっては、そんなもの流行るのか?と思っていたのですが、飲みの席でも普段キャンプしない人が、行って良かったという話をしていたので、これは本当のような気がします。

さて、今回行った福島のツーリングも以前の私からしたら、相当にグラマラスです。そもそもキャンプじゃないですからね。鬼怒川の宿なんて、一人なのにツインルームです。

でもやっていることときたら、雨で濡れた衣類などをエアコンの前で乾かす。

f:id:mihamaku:20170818214157j:plain

素泊まり6,000円だったが、いい感じの食べるところがなかったので、セブンイレブンで夕食を買う。

f:id:mihamaku:20170818201326j:plain

といった、なにかバランスの悪いツーリングになりました。でも、雨の中テントを張り、翌日濡れたままのウェアを着るというのに比べたら、100倍ましです。

これ以外にも、ツーリングは本当に便利になりました。特にスマートフォンは、地図とガイドブックとカメラを兼ねていますから欠かせません。ときどき、電波が入らない時があるのと、電池切れだけに注意すればよいだけです。

今回のツーリングでは、とくに2日目に大雨に降られて、なかなかつらいものがありました。いい大人になってずぶ濡れで自転車に乗って目的地を目指すというのは、客観的にみるとばかばかしい絵です。

ただ、優雅にグランピングを楽しむよりは、やっぱりこっち側のほうがいいなと思います。それは他人に用意されたものでなく、自分で選んだ末の姿だからだと思います。今後も自分なりの快適を目指し、結果としてひどい目にあっても文句は言わないようにしようと思いました。